こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「『キングダム』74巻の感想!!!」です。
秦国が秦の全ての民の戸籍を作るところから始まる74巻。
今でこそ当たり前の話が、こんなに大変な話だとは想像できない。
でも、そりゃそうだ。
交通インフラも、通信手段も、何もかもがないところからの戸籍づくりは大変だよな。
ただでさえ中国は広大な土地なのに。
戦のために、ここから始めようとするって昌平君はとんだクレイジー野郎だぜ。
その最中に、人質の燕の太子がしれっと帰国したと3コマで紹介されているのだが、こう言うのって漫画的に危ない伏線よね。このしれっと感がなんとも。。。しかも太子の顔が敢えて見えないし。要チェックな出来事ですね。
ところ変わって王翦。
王翦が李牧ならいつでも倒せると強がる。
そうとしか思えない。倉央がその気持ちを代弁してくれている。
失ったものが多すぎた趙との戦い。
ところ変わって飛信隊。
隊の、もはや軍だが、お馴染みのメンバーが偉くなって昇格している。
渕さんが五千将に昇格して、その理由を信がみんなに聞こえるように伝えるところがポイントだなと思う。
「なんであいつが?」ってならないようにみんな、そして渕さん自身が納得できるようにしている。
これは流石リーダーだって思う。
そしてついに羌瘣が将軍になった。こんな可愛い将軍はあかんやろ。でも史実も女性なのよね。
で、ついに、ついに韓攻めに。
戸籍作りも完成し、30万人規模の徴兵に成功する。。。
逆に、今まで管理が杜撰すぎてたんじゃ・・・と思っちゃうが置いておこう。
これだけの大軍が作れるんだから、秦国はまだ底がしれないということ。
そしてこれは戦をする相手国としてはこの情報だけで萎縮してしまいそう。
そういう狙いもあるのかな昌平君。
韓を攻めるために、周りの国から邪魔されない対策を打つってのも抜かりない。
魏の相手を玉鳳に、趙の相手を楽華に。
で、ついに飛信隊と騰の軍が韓に進軍を始める。
ここで、極力戦わずに行こうとするところに注目したいよね。
見せかけの26万人という大軍をアピールして、南陽での不戦勝を狙うって、しかも上手くいくっていうね。
これ、昌平君の戸籍作って30万も徴兵できたっていう事実が効いているよね。
これがなきゃ、バレるかもしれないよね。
ん?そんなに兵が秦にいんの?みたいな。
その事実を活かした騰と羌瘣の機転が良いよね。この2人軍師にもなれる。
で、韓は南陽を諦めるんだけど、無血開城した南陽の城主、龍安が有能すぎる。
部下への配慮、自身の身の振り方がスマート過ぎる。
この人が治めていた国ならどれだけ民は暮らしやすかったことか。
リーダーとはこうあるべきだ。
リーダーと言えば、文官ではなく軍人の騰だ。
思考がもはや軍人ではない。後々の治世を見据えている。
ここまで先を見通して、今取るべき行動を取れるのもなかなかだと思う。
こんな人が現場にいると組織は強いと思う。
そして意外に降国が優秀だ。龍安斬首の件で言い争った文官の剛京と騰の仲裁を見事にやっている。(ただ、もしかしたら騰が事前に降国に根回しして頼んでいたんじゃないかとも思うが)
それから飛信隊が戦場ではない戦いを始める。
南陽の民と交流を深める戦い。
騰に言われて信は、恨みまくっている、ビビりまくっている南陽の民と交流を深めようと考える。
それで食事会を開く。で、その信本人が南陽の民の長に刺されそうになる。
でも、それに関してはお咎めなしの方向に。
一見すると、失敗だったようなこの食事会のこの出来事が、象徴的なものとなり、南陽の民が心を開くようになった。
これを見て思った。とりあえすやってみることが大事だと。
やってみなきゃわからんでしょ、誰もやったことないんだから。。。
そんな感じ。
でも、いい方に向かって良かったエピソードだ。
そして、南陽の民と秦軍の関係が騰の望んでる方向に進んでいる。
争いあった者たち同士が手を取り合うには、決め事(法)とそれ以外の見えないものが必要なのだろう、と思った。
そして、機は熟して、ついに韓の王都、新鄭攻め・・・ってところで74巻終了~!
いいところで終わらせますよね。うまい!
では次巻!
さるたぬき
「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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