こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「商品売買に関する2つの会計処理方法」です。
さて、今日も簿記の学んだことをアウトプットしていきたいと思います。
まず、「分記法」と「三分法」です。
これらの言葉、簿記を学ぶまで聞いたこともありませんでした。
これらの言葉は商品売買に関する会計処理の方法ですが、その説明の前に、商品売買に関する基本を抑えていきたいと思います。
- 売価…商品の販売金額(販売したおor販売予定の金額)
- 原価…商品の仕入に要した金額
- 取引金額→(1)価格…1個当たりの金額。単価。
(2)価額…価格(単価)×数量
- 売上原価…販売した商品の原価。
当期の売上原価=期首棚卸高+当期仕入高-期末棚卸高
- 売上総利益…一般にいわれている「粗利」
売上総利益=売上高-売上原価
基本的にはこんな感じですね。どんな業種の会社でも商売の基本中の基本ですね。
さて、これらを踏まえて本題の「分記法」と「三分法」です。
Ⅰ分記法
商品勘定と商品売買益(または商品販売益)勘定を用いて処理する方法。
→商品を仕入れたら「商品」という「資産が増えた」ものとして処理。それを販売したら、販売金額との差額を「商品売買益」とする。
- 仕入時…商品勘定の借方記入として処理する。
- 仕入返品(仕入戻し)時…仕入時の処理を取り消す((1)の逆)
- 売上時…商品勘定の貸方記入として処理するとともに、販売金額との差を商品売買益勘定として計上する。
- 売上返品(売上戻り)時…売上時の処理を取り消す((3)の逆)
Ⅱ三分法
仕入勘定、売上勘定、繰越商品勘定の3つを用いて処理する方法。
→商品を仕入れたら「仕入」という「費用」の発生として処理。
商品を販売したら「売上」という「収益」の発生として処理。
期末に在庫が残っていれば、「繰越商品」として計上(決算整理)。
- 仕入時…仕入勘定の借方記入として処理する。
- 仕入返品(仕入戻し)時…仕入時の処理を取り消す((1)の逆)
- 売上時…売上勘定の貸方記入として処理する。
- 売上返品(売上戻り)時…売上の処理を取り消す((3)の逆)
- 決算整理…仕入勘定の残高の内、未販売分を繰越商品勘定に振り替える。
…以上、こんな感じです。知らないことを自発的に学んで知るのは楽しい。
さるたぬき
「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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