こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「『キングダム』2巻の感想」です。
2巻の感想を書いていくわけですが、私がまず書きたいのは・・・
穆公(ぼくこう)です。
政が信に話してた先祖の王、穆公という名君について書きたいです。
自分の馬を山の民に食われたのに、それを咎めず、逆に酒を振る舞うってすごくないですか!
普通、キレますよ。
王を怒らせるのですから、これはもはや戦争の引き金のような出来事なのに、そうはしなかった。
この決断に、山の民は穆公を信頼し、恩義を感じた。
そして、400年もの間、2巻に出てくる隠れ家の場所を守り続けてくれている。
情けは人の為ならず、とはこのことだと思います。
というより、穆公は無駄な争いで、血を流したくはなかったのかもしれませんね。
一国の王である自身が憤れば、戦争になる。戦争になれば自国の民、そして山の民が多くの犠牲を払う。この代償は大きいと判断したのかもしれませんね。
恩義を感じてもらうかどうかは相手(山の民)の受け止め方次第なので、これに関しては穆公のチカラでどうのこうのといったところではないけれど、
国を守るという使命感は、王としては本当に素晴らしいと思うのです。
これが結果的に400年経過して、子孫を守る同盟に繋がるのだから、戦争ばっかりやっている戦国時代、この馬1頭の犠牲はコスパが良いのではないでしょうか(その馬には申し訳ない話だが・・・)
金持ち喧嘩せず、なんて言葉がありますが、やはり怒りに身を任せる行動は慎んだほうが良いのだと思うエピソードですわ。
自分への教訓、戒めにもなりました。
怒りが沸点に達した時、一度冷静に我に返れるかどうか、これが人生の分かれ道になると思います。
怒りの感情を「一休み、一休み」とさせることができるかどうか、これが重要ですね。
怒りを絶対に我慢しなきゃならないということではないと思うのです。
このまま感情のままに行動に移すかどうかのジャッジが必要だということが私は言いたいのです。
先を見据えた行動を判断する時間が大切だと思います。
いやぁ、穆公のエピソード良かったです。
あともう一つ2巻については触れたいと思います。
それは、やはり漂です。
漂は素晴らしいですね!
昌文君が王騎将軍から崖に落とされた後、軍の指揮を瞬断に取る回想シーンがかっこいいです。
あの瞬断が組織のリーダーができれば、その組織は負けないですね。
負けなければ、何度でもやり直せますからね。
勝つことよりも負けないこと、ですね。
漂は、自分の与えられた使命の本当の目的がちゃんと分かっていますね。
秦王(政)の影武者をやることが使命だと思っていたら、こんな行動にはなりませんもの。
影武者をやるということはどういうことか。
王がなぜ影武者が必要なのか。それは命を狙われているから。
つまり、王を生き延びさせなければならない。
その王には昌文君の存在が必要。
自分がお取りにならねばならない。
・・・言われたことだけやっていればいいみたいな考えではなく、今の状況を見極め、未来のためにどうすべきか考え、行動に移す。
これですよ、これ。
これを個々ができればその組織は強いですよ。負けないですよ。
やり直し、挽回ができますよ。
こうありたいものです。
さあ、皆さん、頑張ろう!(どの立場で誰に言ってんねんwww)
さるたぬき
「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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