こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「『キングダム』10巻の感想」です。
ついに、呂不韋登場しました。
私、実写版の映画『キングダムⅡ』を映画館で観たのですが、この呂不韋登場でエンドロールでしたね。
この登場の仕方、大物感の演出エグいですね。
さて、呂不韋。
この漫画だと設定上、どうしても悪役の立ち位置です。
が、他の呂不韋を取り扱った書籍を読むとそんな感じではないんですよね。
以前、作家、宮城谷昌光氏の書かれた小説『奇貨居くべし』を読んだことがありますが、
悪者というより、優秀なリーダーという感じがしたんですよね。
どちらかと言うと、秦王(政)の方が暴君のイメージがありますけどね。。。
当時のことが実際どんな感じだったのかなんて現代人には誰にも分かりませんからね。。。
古代の歴史なんて結果しか分かりませんからね。
当事者がどんな思いで、どんな過程を経て、その結果を導き出したかなんて真相は分かりにくい。
結果だけ確認したら、ろくな事していない奴というレッテルを貼られてしまっているだけかもしれません。
ま、逆も然りですが・・・
・・・話が脱線しました。戻しましょう漫画に。
次に存在感を出してきた蒙武。
事前に呂不韋と打ち合わせてきたような発言。
「六将」復活のお願い(上奏)。
彼の性格からすると、そんな根回しできるタイプじゃないと思うけども。
その六将の話を我が物にしようと話の方向を変える呂不韋。
それに対してこの時点で何も言い返せない政陣営。
両者のチカラの差を見せつけられる謁見シーンでした。
さて、そのあと、河了貂が軍師になると言い出す。
戦場に出たいと言い出す。
理解できない(笑)
だってそうでしょ。
何好き好んで戦場に行きたいのよ。
行きたかないでしょ、普通。
ま、漫画だから(笑)
設定ってやつだから(笑)
軍師の修行に選んだ(正確に言うと本人の意思ではないが)場所が昌平君の軍師学校。
呂不韋のとこじゃん、みたいな。
これも漫画的(笑)
そして、主人公、信も修行を始める。
信は王騎将軍のところに。
でも、王騎は自ら修行をつけない。
崖から突き落とす(笑)
無国籍地帯の戦場に突き落とす(笑)
実践で学べと。
結局、現場。
現場に答え無き答えがあるというわけです。
結局、キングダムはずーっと戦争の話。
戦争は実践以外何もないわけです。
それを誰よりも知っているのが、この漫画で言うところの天下の大将軍というわけです。
つまり王騎です。
だから王騎は信を崖から突き落とした(笑)
この10巻最後の王騎のつぶやきがいいですね。
「“率いること”の難しさと、“集”の強さを」学べとつぶやいています。
リーダーはどちらも理解していないといけませんからね。
組織は悩みにもなるし、強みにもなる。
これ大変重要ですね。
これを肌で学ばせる。
さすが大将軍って感じですね。
さるたぬき
「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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