こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「『キングダム』19巻の感想」です。
輪虎の暗殺から始まる巻ですね。
僅か数ページで恐怖を与えましたね。
千人将を一晩で8人討つ。
無表情だから余計に恐ろしい。
恐ろしいが、場数、経験値が多いので、凄みもある。
だからこそ、信と対峙した時、ちゃんとしたリーダー論を語っている。
「いくら才能や実力があっても、「幸運」という天の働きがないと武将なんて道半ばで命を落とすよ」
このセリフは名言だと思う。
人に好かれないものは天にも好かれないということ。
それは運が味方しないということ。
つまり、運は人が運んでくるということ。
だから人を大切にしなければならないということ。
数秒前まで切り合いをした相手にこんなこと語るってあり得ないけどね(笑)
そして、その言葉通り、信は人に好かれる。
漫画の主人公だからと言ってしまえば元も子もないが、人と出会う。
廉頗と戦うのに悩んで、ふらっと一人ほっつき歩いていた蒙驁とも偶然出会う。
しかもえらそーにアドバイスする(笑)
ただ、そのアドバイスが深い。
最後に勝てばいいと諭す。
そう、戦いは最後に勝った方が勝ちなのだ。
これを聞いて蒙驁はヤル気出る(笑)
そして翌日、蒙驁は信を千人将にする。
これも信が、人を立場で判断せずに(老歩兵に変装していた蒙驁)、真っ直ぐな気持ちを蒙驁にぶつけた人柄が報われた証拠。
人を大事にして人に好かれる。
それが天に好かれるという輪虎の言葉通りの展開だ。
最後にこの人の事に触れておきたいなと思う人物を紹介して終わろうと思う。
それは・・・
楚水。
元郭備軍の副将・楚水。
飛信隊が千人の軍になるにあたり加わった郭備軍。
この軍編成において、この楚水の存在は大変な功績があると思う。
郭備軍で副将だった楚水がとても大人で、信を見下してもおらず、責務を果たすこと徹する姿がとても重要だと思った。
副将がそういう姿勢だから、郭備軍がスムーズに飛信隊に加わることになった。
とくにいざこざもなく。
このことは大変すばらしいこと。
もしかしたら、特別に千人将になった信を妬む者もいたかもしれないし、
「なんであんな奴の下に・・・」と腹を立てる者もいてもおかしくい状態なのに、
これといったトラブルも発生しなかったのは楚水のおかげだと思う。
信は良い部下を持ったなと思う。
個の感情のままに突っ走らず、冷静に状況を理解し、行動できる人は素晴らしいと思う。
私は、楚水のような存在に憧れるし、ついていきたいと思う。
さて、桓騎や王翦も登場してきたし、次巻は、魏軍との戦いが本格的に展開すると思うのでとても楽しみ。
ではまた次巻!
さるたぬき
「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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