こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「『キングダム』27巻の感想」です。
26巻で楚軍の臨武君が騰に打ち取られてからの27巻の始まり。
合従軍としては痛手。
ここで興味深いのが、結局合従軍は仲間ではないということ。
臨武君が死んだことは他の軍に知らせなくても、皆諜報部員を張り巡らせているということ。
結局、手を組んだだけで仲間ではない。
秦に勝つことが共通の目的ではあるが、やはり一番大事なのは自国の事。
他国が変な動きをしていないか諜報活動しているということはそういうことなのだろうと思った。
あくまで信用しきれてはいない。
戦国時代である。
さて、話は進んで、所変わって飛信隊。
趙の万極軍と対峙。
秦をめちゃくちゃ恨んでる呪いの集合体みたいな万極軍。
とにかくしぶとさと怨念が漫画から伝わってくる。
飛信隊は砂塵舞い上がる乱戦の戦場で仲間同士がはぐれてバラバラになる中、
河了貂が危機を感じて戦場に飛び込む。
この軍師としての危機管理能力と覚悟は見習うべきだなと思う。
手遅れになってからでは元に戻せないのだ。
軍は全滅させてはいけないのだ。
単純なやり方だけど、仲間を見つけては数珠つなぎでまた見方を見つけていくのは良策だと思った。
そして万極と信の一騎打ち。
ここぞという時に信は高く飛ぶ。
そして、信が勝つ。
万極の苦しみを背負って勝つ。
戦争に、命の奪い合いに、どちらが正しいなんてないと思う。
この漫画は主人公が秦軍側で、漫画だからカッコよく描かれてしまうわけだけど、
結局殺し合いしているので、戦いに勝ったから正義だとは思わない。
この主人公の信もそういう部分を感じているんだろうと思わせるから私もこの漫画を読み続けることができるのだろうなと思う。
「相手を倒してサイコー!」みたいな戦闘マニアだったら辟易して読めないのかもしれない。
兎角、信が万極に勝った。
そして信は河了貂とチューをした(笑)
この函谷関の戦いの麃公の最大の功績かもしれない(笑)
ある意味、火を起こしたかもしれない(笑)
そして麃公は信に賭けた、この戦いの行く末を。
戦いの2日目、ついに媧燐(かりん)登場。
楚軍の第二将として登場。
登場してソッコー臨武君の副官を殺して威圧感を全開で醸し出す。
女傑という言葉がピッタリのお出まし。
ただ、体格の立派な女性というわけではなく、頭も斬れる。
考えている戦略は的を射ていると思った。
消耗戦。
普通、こちらが大軍ならそうするよなみたいな。
戦争は人がやるもんだから、長くやれば兵が少ない方は疲弊すると戦力に陰りが出てくるよな・・・と。
喧嘩っ早い奴には無理なことなのかと思ったりも。。。
媧燐の存在はこの戦いにおいて大きい存在になるのは間違いなしといった印象。
この巻末くらいでようやく韓軍の成恢がちょろっと動きを見せました。
15日目以降の大戦になる前に存在感を出させておきたかったのかなとか、漫画の制作側の意図も考えてしまいました(笑)
いちおう、ジャブみたいな攻撃を少しやって退却しましたが。
ま、このジャブがボディーブローみたいに効くんだろうなというのは予感できますが。
蒙武も気合い十分なので、次巻からこの函谷関の戦いの本格的な戦いが始まるんだろうなと期待を持たたせて終わるところがにくいですね。
これがお前たちのやり方か!みたいな(笑)
では次巻!!
さるたぬき
「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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