こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「『キングダム』30巻の感想」です。
函谷関の裏から攻めてきた媧燐!
危うし秦!!
しかーし、そこに助けに来る王翦。
凄すぎる。オルドと対峙していたのに。。。
一人何役の将をこなしているんだよ。
でもこれで秦は救われた。
しかしここで終わらない、あの男は。
そう李牧。
この戦いを仕掛けた張本人。
自ら動き出す。
もったいぶるねぇ(笑)
ちゃんと見せ場を用意しているね作者は。
合従軍を離れて別働隊としてこっそり函谷関とは別ルートから咸陽を狙う。
そう最終目的は咸陽の陥落。
これが最終目的。
これを達成するためなら別に他のやり方でも良いって話。
函谷関でごちゃごちゃやってる間にスルーっとねって感じ。
開戦時から少しずつ南道に兵を送り込んでいたとか用意周到すぎる。
そして自分たち趙軍の手柄だけにしないように他国からも後出しで兵を出させる配慮。
そうすりゃ他国も面目が保たれる。
完の璧野郎だ。
ただ、作者はここからさらに他の連中にも見せ場を用意する。
そう信たちだ。
確かに万極を倒した信。
しかし、その後目立った活躍をしていない。
信が配属されている軍を率いている麃公将軍も。
それがここで登場。
この李牧軍の進軍に気付いた麃公。
火の匂いを感じたのでしょう、他の国が李牧軍に向かう時に舞っていた砂煙に。
これが歴戦を生き延びてきた本能型の将軍の直感。
これが見事に当たって麃公の見せ場となる。
で、麃公の見せ場かと思いきや、さらにアイツが出てくる。
ほーけん!!!そう、龐煖。
この函谷関の戦い。
誰かが裏をかいたかと思えば、さらにその裏を誰かがかく。
そしてまた誰かがその裏をかく。
もうお腹いっぱいのところで李牧が出してきたカードが龐煖。
戦争が腕っぷしだけではダメなのが良く分かる漫画構成ですわ。。。
麃公VS龐煖。
そこに信が駆け付けようとする。役者はそろう。
そして「盾」と「火」を信に託して麃公ついに散る。
地位を求めない麃公の美学に私はとても共感する。
ただ夜に美味い酒が飲めれば良い。ってカッコよすぎる。
こんな男に憧れる。
こんな生き方をしていきたい。
戦えるだけ戦う。でも地位とか名声の為でなく自身の誇りの為に。
こうありたいものだ。
そして、さらに秦はピンチを迎える。
李牧軍の手があともう少しで咸陽に届く。
もはや言葉通り王手。
そこで王である政が自ら動く。
すごい判断だと思う。
無謀でもあり賭けでもあるが、最後まであきらめない覚悟が素晴らしい。
どうせならこっちから迎え撃つというのは、最高の王だと思う。
まだまだ函谷関の戦いは終焉ではないが、もうこれが最後の戦いになるだろう。
また次巻も楽しみな展開。
では次巻!!
さるたぬき
「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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