こんにちは、さるたぬきです。

今日のブログのテーマは「『キングダム』33巻の感想」です。

32巻からの続きで信対龐煖。

信がついに龐煖に剣を突き立てることができという。

無敵だと思っていた龐煖に一刺し。

しかもヒヨっている。

でもここで趙軍は全軍退却。

龐煖も退却せざるを得ない状況に。

この時、晋成常が李牧から託された龐煖へのメッセージが深いと思いました。

「一度足元を静かに見直せ。さすればすでに答えは出ている。暗闇の中、そなたは道の終着の地に立っている」

これって読み返すと、誰の人生にでも当てはまるんじゃないかと思えてきます。

悩んだり、迷ったりしている時は、まずは自分の置かれている現状、現在地、状況を冷静に分析する必要があるということではないでしょうか??

そこさえ冷静にできれば、前進できるということかなと思うんです。

だから、そこさえしっかりできていれば、それはすでに終着の地、つまりゴール、目的地にいるようなものだということではないでしょうか??

私の拡大解釈でしょうか?(笑)

ついに龐煖は信の名前を覚え、ターゲットオンしてしまいました。

そりゃ、顔を斬りつけたりされたら忘れないわな(笑)

この後の楊端和がかっこいい。

「黙って貴様らは敗者として史に名を刻め」

惚れてしまう。

好きすぎる。・・・あ、私的感情を前面に出してしまった(笑)

そして、そして、ついに、ついに、この函谷関の戦いが終結する。

秦は合従軍から国を守り抜いた。

「不抜。」

歴史書この一文だけで、ここまでのストーリー展開を漫画で描く作者に脱帽です。

よくよくドラマチックに描かれているなと感心する。

漫画家ってすごい。

さて、戦後の話に移る。

蕞では、慰労会のような宴が行われる。

蕞の民は半数は死んだと報告がある。

ここで政は王として成長する。

民をたきつけて戦わせて守り抜いた。

そこには犠牲が伴なった。しかもそれは自分の命令で。

この分かり切った事実が彼の王としての器を大きくする。

翌日、蕞中を歩き回り、民を労う行動に出るのだから素晴らしい。

ここが分かっている王と分かっていない王では違うのだ。

先の李牧の言葉じゃないが、足元を見つめるのが大切なのだ。

どうして守り抜けたのか。それは民のお陰なのだ。

さて、合従軍。

振り上げた拳の落としどころを失い、今度は合従軍を裏切った間反対に位置する斉に進軍する。

これってどうなんだろうと思う。

春申君ってバカなのかな。

兵は疲弊しきっているのにその足で八つ当たりに別な奴を狙いに行く。

頭の悪いヤンキーみたいなやつだ。

結局、背後から蒙武に追撃されて、ぐだぐだに合従軍を解散させる。

なんやねん!である。

人間、こうなっちゃだめだ。こんなリーダーに付いていっちゃいけない。

土壇場で、人間力が問われますな。。。

そしてついに信が三千人将に!!

論功行賞での政と信のやり取りのシーンが見たくてこのキングダムを読んでいる気がするの私だけか。

信が天下の大将軍になるという夢を掲げている以上、この昇級のシーンがひとつひとつの階段に見えて楽しみになっている。

お、ここまできた、みたいな。

蕞の民にもちゃんと論功行賞を与えているのも感動!!

さすが政。

そしてストーリーは羌瘣サイドに移る。

ついに羌瘣の敵討ち案件がクライマックスを迎えようとする。

象のかたきにもついに相対する。

決着は???ってとこで次巻。

この33巻は色々考えさせらえて良かった。

34巻も楽しみ!

では次巻!!

さるたぬき

「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。

日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。

他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)

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投稿者: さるたぬき

こんにちは、さるたぬきです。 人生折り返し地点くらいまで来たかなと思っています。 そこで、新しいことを始めようということでブログを書くことにしました。 これまで生きてきた経験、それを踏まえて培ってきた知識、価値観など、そしてこれからについて徒然なるままに書き残していこうと思っております。 どうぞよろしくお願いいたします。

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