こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「『キングダム』34巻の感想」です。
前巻の続きで、羌瘣の敵討ちのクライマックス。
幽連との一騎打ち。
結果、羌瘣は勝利するのだけど、その後がいいなと思う。
こんな悲しい戦いを続けさせないように羌瘣はする。
幽連の死体は隠して、さもまだどこかで生きているかのようにする。
そうすることで、次の蚩尤を決める戦いを繰り返さないようにしようとする。
自分のような苦しみ、悲しみを次の世代にさせたくないという思いが、羌瘣は良いなと思う。
そしてようやく飛信隊に戻れた羌瘣。
私は思う。
キングダムという漫画は、裏テーマは「居場所」なんじゃないかと。
それぞれのキャラクターの居場所がストーリー展開のキラーワードなんなね?みたいな。
そういう視点でみると、「アイツは元々こんな奴だったけど、今じゃこんなになりやがって」みたいなことが沢山ある。
それは主人公の信にしかり、政にしかり、河了貂しかり・・・である。
元野盗とかもいるし。
親がすごいから、コンプレックスを感じてる息子どももいるし。
みんな居場所を求めている気がする。
それは場所だったり、仲間だったり。
そんな気がする。
羌瘣の2つの目標は笑えた。
将軍を目指すのは納得。
普通に強いし、戦略も立てて戦えるからな。
もうひとつの天然な目標がおもろい。
信の子を産むって(笑)
突拍子もないことを公言するからおもろい。
子作りがどんなものか分かっていないから言えることだがおもろい。
そのあと、河了貂から本当の子作り方法を教わってから信を避けるのも可愛くておもろい。
羌瘣が一気にチャーミングになった気がする。
人は生きてさえいれば変われるものだと教えてくれる良いシーンだと思う。
そして話変わって、白老、蒙驁将軍の死。
息子の蒙武は戦線に出ていて、看取れず。
いや、看取らずって言い方が正しいかもしれない。
親父なら分かってくれるだろうの思いだ。
親子の情よりも、将軍としての職務を優先とする覚悟、そして責任感。
これこそが、蒙驁が子供の頃から見せてきた親父の背中の影響かもしれない。
しんどい思いをして乗り越えてきて今の地位にあるという思い。
軽く受け止めてはおられないのかもしれない。
そのあと、ついに政に娘が生まれる。
が、そのあとのコントラストが対照的で印象的。
コントラストって?ことだが、
それは、王翦と桓騎。
王翦は負けた相手の命を助け、桓騎は相手を火あぶり。
この対照的な性格が興味深い。
ストーリー上、どっちが先に死ぬんだろうかと想像ができてしまいそうな対照的な2人だ。
そして、ストーリーは秦国の内政争いに向かう。
戦いは戦場だけでないのがキングダム。
国の内政での戦いも1巻からずっと続いている。
そして今、あの呂不韋が動く。
同じ国の中にいるボス、呂不韋。
金のチカラは絶大。
田中角栄を想像させる。
政の弟、成蟜がはめられる。
なんかね、成蟜あぶないんじゃね?と思っちゃう話の展開。
だって、成蟜がめっちゃいい奴に変わりました感が漂いまくっているから。
こういう時は危険信号。
いわゆる死亡フラグってやつ。
キングダムってそういう傾向あるからな。。。
この予想を裏切ってくれ35巻!!
では次巻!!
さるたぬき
「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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