こんにちは、さるたぬきです。

今日のブログのテーマは「『キングダム』36巻の感想」です。

さて魏軍との戦い。

ついに魏火龍と言われる3人の内の1人、凱孟(がいもう)が戦場に登場。

で、いきなり信に一騎打ちを申し出る。てか叫んで呼びかける。

バカなのか(笑)

軍の大将が大声上げて、自分の場所を敵に知らせている。笑

呼びかける方もバカだが、それに応えてノコノコと出向く奴(信)もバカではないのか。笑

戦術もクソもない。(この後、河了貂も「戦術が消えさった」と思っているw)

が、バカ、いや大バカ者同士だからこそ一撃打ち合っただけで相手の強さを感じ取れるようだ。

一撃で互いが互いを認め合っている。

しかし、このあとだ。

河了貂が魏に捕まる。

このあと信は羌瘣に八つ当たりするがお門違いだと思う。

だって、自分が悪いのだから。

相手の挑発に乗って戦術無視で相手の大将に一騎打ちに行き、

この状況は良くないと河了貂は軍の体制を素早く整える。

そこを敵に見破られ、河了貂は捕まる。

元はと言えば・・・って感じである。

戦争は一瞬一瞬の判断が運命を大きく変える。

過去を振り替えっていたらキリがないが、素早くかつ冷静で慎重な判断が重要だと思う。

ま、これができればいつの時代のどこの国の人間も人生は悩みませんが。苦笑

そしてここから人質交換と話は展開する。

羌瘣も魏の指揮官の荀草を捕まえていた。

河了貂の指示で。

こうして、河了貂とこの魏の指揮官との人質交換となる。

これはこれで河了貂の機転の良さに驚く。

まさに先ほど書いた「素早くかつ冷静な判断」だと思う。

軍師としての才が発揮された瞬間だと思った。

そして、ここから私は作者の気持ちを思う。

男だらけの戦場で、女性が捕まる。

しかも時代が時代。

河了貂は凌辱されてもおかしくはない状況。

漫画の中でもそうされそうな雰囲気を魏軍が醸し出していた。

が、そういった目には河了貂は遭わなかった。

作者の心情が窺えるなと思った。

メインキャラクターの河了貂にそんな被害を遭わせることはできなかったんだと思う。

描くことが出来なかったんだと思う。

ただ描きたかったのは信と河了貂の関係性。

河了貂の信への想いだろう。

何故、河了貂は戦に出るのか。

この再確認がこの場面にあったと思う。

さて、話は場所を変えて玉鳳隊、王賁サイドに。

こちらも戦況は宜しくなくてこずっている。

王賁のプライドの高さが軍の危険度を増させている。

でも、意外に本人は冷静。

感情任せに突っ走っているわけではないのは分かる。

こういった信と王賁、若きリーダーたちの動きを冷静に見極めて期待して任せている総大将の騰の胆力が素晴らしいと思う。

王騎の意志を継ぎ、先を、将来を見据えている。

こんなリーダーはなかなかいないし、なかなかできない。

胆力の賜物だと思う。こういう男に憧れる。

そしてこの騰の想いを、知ってか知らずか(ま、知らないだろうw)信は汲み取っている。

バカも大バカが過ぎると大事なポイントは抑えている。

そして戦いは3日目を迎える。

そして次巻。決着はいかに?!って感じで楽しみな展開。

では次巻!!

さるたぬき

「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。

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投稿者: さるたぬき

こんにちは、さるたぬきです。 人生折り返し地点くらいまで来たかなと思っています。 そこで、新しいことを始めようということでブログを書くことにしました。 これまで生きてきた経験、それを踏まえて培ってきた知識、価値観など、そしてこれからについて徒然なるままに書き残していこうと思っております。 どうぞよろしくお願いいたします。

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