こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「『キングダム』48巻の感想」です。
この巻のテーマは「臨機応変」かなと思う。
昌平君が授けた策を捨てて、王翦は自分の策で趙軍との戦いに挑もうとしている。
しかもそれは、現場で感じ取った状況を踏まえて練り直した策で。
勝負の賭けに出るとはこのことだ。
覚悟がいる。
覚悟が。
本丸の鄴は攻めずに、とにかく近くの小さな城を攻める作戦。
城内の民は傷つけず兵糧だけを奪う、という策。
何が何やら・・・である。
出張っているのだから、普通は急いで鄴に攻め入らなければならないと思う。
兵糧が尽きたら兵が動けなくなってしまうから。
なのにわざわざ寄り道をしまくる作戦。
確かに「なぜ?」だと思った。
羌瘣が策に気づいた。
「イナゴ」と。
最初は「?」と思った。
なので「イナゴ」をググってみた。
そうだ、イナゴは遊牧民みたいに生息地の食べ物を食べつくしたら大群でまた別の場所に移動するのだ。
これが被害を及ぼして問題になるのだ。
鄴に近隣の城の民を集めさせる作戦なのだ。
兵糧は奪っているから腹ペコな状態の民が鄴に集まるのだ。
兵糧攻めをしていたのだ。
この策はすごい。
兵糧攻めにあうかもしれないから兵糧攻めをしかける。
もはや我慢比べだ。
これは確かに昌平君でも思いつかない。
現場を実際に見て練らなければ思いつかない発想だ。
さて趙国。
王が極端に暗君過ぎる。
漫画か?!と思った。
あ、漫画だった。笑
自分が生きている間だけ守りきれれば死んだ後の事なんて知ったこっちゃない、と言っている。
そんな王、王をするなや。
李牧の心中を心より察する。
ここから秦軍と趙軍のチカラとチカラの戦いが始まる。
まずは楊端和の軍から魅せる。
守りを頼まれておきなが攻める。笑
攻撃が最大の防御なのか。
というか楊端和が魅力的すぎるのだ。
山の民の全員が楊端和に惑わされている。笑
「いつか俺の女に・・・」みたいな下心全開だ。
男のこの最大の欲求がこの山の民の最大のチカラの源になっている。
とにかく強い。
さてところ変わって王翦サイド。
李牧軍とついに対峙。
戦いの始まりは蒙恬率いる楽華隊から。
蒙恬がかっこいい。
策も練れて、戦術にも長けてて、剣術もしっかりこなす。
たった5千の兵数ながら見事に相手を翻弄している。
そしてきっかり、ホントの左軍の本軍とも言える麻鉱軍にバトンを渡している。
いつも爽やかな顔をしているが陰で相当努力をしているのだと思う。
芸能人の2世タレントではないが、まわりから七光りと言われないように実力を備えるために日々努力を重ねているのだろう。
そして同じような境遇の王賁。
次は右軍サイド。
父である王翦が王賁をどのように思っているのかなかなか汲み取れないが、右軍の第一歩では王賁率いる玉鳳隊には待機させる。
これにイラっとする王賁。
良くも悪くもである。
我が子をいきなり危ない目に遭わせたくないと思う親心なのか、
それとも我が子なのに使えそうにないとレッテルを貼っているのか・・・
真意は王翦にしか分からない。
ま、とにかく亜光がつえー。
てかぶっ飛んでる。
でも、それを王賁は命令を無視して援護に向かう。
この戦術眼というか、状況を読んでからの臨機応変に動く姿。
これが人間には必要だよな、生きていく上で。
この「今、この瞬間」で人生が変わることはある。
王賁が馬南慈と対峙したところでこの巻は終わり。
このあとどうなるのか??
では次巻!!
さるたぬき
「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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