こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「『キングダム』66巻の感想」です。
さあついに桓騎率いる秦軍と李牧率いる趙軍の宜安での戦いの夜明けとなりました。
ここでさるたぬきが注目したいのは、宜安将軍の袁環。
なぜそんな脇役?
と思うかもしれませんが、李牧にナイスアシストしています。
宜安の兵たちに言葉をかけて欲しいと伝えています。
ま、李牧は自ら考えていたかもしれないけれど。
総大将の檄、鼓舞が戦いには必要だ。
エンジンをアクセル全開にする必要があるから。
そして李牧の檄が良い。
国のためとかは忘れていいと言う。
自分の大切な人たちを守るために戦えと言う。
結果的に同じことになるがモチベーションのベクトルの強さが変わる。
会社員も同じ考えで良いと思う。
会社の為に頑張らなくていい。
自分の為に、自分の家族を守るために頑張ればいい。
そうあるべきだと思う。
李牧は愛の人だと思う。
愛の人だが、桓騎軍をはめた。
兵数差で。
桓騎軍14万に対趙は31万。
倍以上。
それをバレないようにしてきたのは素晴らしい。
バレずに桓騎軍を誘い込んだ。
まさに戦略勝ち。
どうする桓騎?って感じだ。
で、ここで本能型の信が動く、
右翼を任せられて、本陣(桓騎軍)の左の壁として頑張っていたけど、それを解く。
普通なかなかできない。
守っていた場所から離れるのから。
守りがなくなりゃそっから敵が押し寄せる。
こんな奇怪な行動、普通の戦略じゃ思いつかない。
軍律違反で罰を受けそうだ。
で、右翼を離れ向かった先は、ま反対の左翼の楽華隊のところに。
左翼増強作戦。
なんとも思い切った作戦。
おかげで右翼サイドはガラガラ。
これって裏を返せば、信は桓騎を信頼しているともとることが出来る。
自分たちでなんとかするだろうという信頼がなければ持ち場を離れることなんて普通できやしない。
実際に桓騎もこの信の行動をある程度理解しているみたいだ。
クククと笑っているもんね。
阿吽の呼吸って言葉がしっくりくる感じで事が進む。
飛信隊と楽華隊は共闘となるが息はピッタリ。
桓騎は桓騎で、北東部軍を右翼に充てて戦わせる。
信の本能的行動がうまく軍を機能させている。
こんな戦略的でない思いつき的な感じでうまく軍を動かすのは昨日今日の関係ではできない。
やはり、日ごろの積み重ねなんだと思う。
組織を動かすには、こういう域に達するまであらゆる積み重ね、努力が必要なんだと思う。
それらがあってこそ成せる業だと思う。
次に、今度は蒙恬が戦術を披露する。
本能型の信に対して、ハイブリッドな感じの蒙恬。
李牧に通じるところがある。
錐型の陣で敵陣に突っこむ。
そしたら趙の方も錐型の陣で相対する。
壮絶なぶつかり合いの中、麃公兵のところからやってきた岳雷が討ち死に。
飛信隊の主要キャラってなかなか戦死しないけど、意外なところであっさりと一太刀でやられてしまった。
そして蒙恬も・・・
大傷を負う。
戦争の非情さを意外な場面で見せられた。
この衝撃が、この戦争の壮絶さを説明してくれたような気もする。
でもみんな冷静に戦況を見ているところがクールだ。
飛信隊では羌瘣が冷静だ。
だからこそ一点突破できた。
これは冷静さだけでは成しえない。
信を守りたい想いも彼女を動かしていると思う。
なぜなら羌礼もついていくのにやっとなくらい突っ走っているから。
人は限界を超える時は、もうそれは自分の為ではない時だから。
世の中ってそうなんだとさるたぬきは思っている。
そしてその羌瘣の想いと行動は信の元に向かう。
李牧が作った囲みから抜け出す道、活路が完成する。
これも打ち合わせなしの阿吽の呼吸。
素晴らしすぎる。
そしてさらに素晴らしすぎるのは、飛信隊だけならスムーズに脱出できるのに楽華隊も援けに行く。
こんなことできやしない。
李牧も感服している。
そしてついに飛信隊と楽華隊は脱出する。
でも李牧は冷静。
将は慌てないのが肝要。
どこまで冷静に状況判断できるか。
それは桓騎も同じ。
桓騎も開戦直後からピンチの連続なのにずっと冷静。
クールとクールの対決。
この2人のクール対決がこの戦いのキーワードかもしれないと思う。
どちらが先に取り乱すか。
取り乱した方が負けるのではないだろうか。
次巻でのこの2人の思考対決が楽しみだな。
では次巻!!
さるたぬき
「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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