こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「『キングダム』69巻の感想!!!」です。
桓騎VS.李牧。
ついに決着が着きそうな雰囲気で始まる69巻。
前巻までにフラグが立ちまくりの桓騎。
ついに・・・なのか?
と思いながら読み進めることにする。
さて最初に注目したいのは、、、
オギコ。
この局面に来て、こいつの目のチカラが変わってきたように思う。
目に覚悟を感じる。
とてもチカラがある感じがする。
もしかしてこの局面を打開する重要人物になるのか?
摩論と二人、桓騎から離れた場所に配置され、桓騎の伝言を託されて動いている。
こんなに桓騎から信を置かれているのも珍しい。
それに応えようとする使命感がこの目ヂカラに宿っているのかもしれない。
どこか頼もしい。
次に注目したいのは馬風慈。
彼は言う。
「人の心」と「人の考え」は違うと。
桓騎が人の考えが理解できるかもしれないが、人の心は理解できないと言う。
禅問答のような話だ。
何がどう違うか分かるようで分かりにくい。
無意識と有意識の違いか?
人の心が理解できないから桓騎は敗れるという。
心と脳は裏腹と言いたいのか。
難しい。
さて、戦いは先に進む。
ついに、ついに・・・という展開に進む。
まずは桓騎軍の紅一点の黒桜がやられる。
そしてゼノウもついに討たれる。
厘玉は最期を悟って桓騎の元へ行く。
桓騎の人間力を感じる。
そしてオギコと摩論が信の元に辿り着く。
そして桓騎のやることには全て意味があることを知る。
オギコを伝言係に使ったのは勘の鋭さを見抜いていたから。
人を見る力がしっかりしている桓騎。
すべてに無駄がない。
ここまでくると桓騎の最期を読者としては覚悟する。
でも最後まで見届けたい。
人はどんな生き方をしたのかは、そいつを見るより、そいつの周りの人間がどうしているかで人物像が見えてくる。
最期は桓騎の側で。
皆にそう思われるのってすごいことだと思う。
飛信隊に加入した那貴も最期は桓騎の元へ。
逃げることもできたのに、である。
仲間と家族の違いの話がなんか泣ける。
さあ、最終局面。
・・・てとこで流石漫画。
こんな状況でそんな喋るかってところで李牧が喋りだす。
この人、頭良いのか悪いのか分からん。
戦っているのだからスピード重視でしょう。
なのにダラダラと喋りだす。
だから、桓騎にチャンスを与えちゃう。
那貴が駆け付ける時間を与えちゃう。
困った大将だ。
ゼノウも瀕死状態だけど復活しちゃって上和龍にやり返して顔面潰す。
そしてついに黒桜死す。
最期まで桓騎に一途で泣ける。
厘玉も先に逝き、
桓騎も死す。
桓騎の人物像が良く分かる最期だったように思う。
なんの為に戦ってきたのかも。
李牧軍の傅抵も普段はチャラい感じだが、相手の最期の在り方を尊重しているところが武人なんだなと思った。
すさまじい最期の結末を迎えた戦いだったように思う。
今度は飛信隊サイドに。
趙軍に追われる立場となった飛信隊。
逃げるために殿を努めている羌瘣たち。
姿を現さない羌瘣。
ここからプチ恋愛漫画になる。
分からなくもない状況だが必要なのか。
これはのちのちの伏線なのか?
今までも何となく周りも気づいていたが、
信は羌瘣が好きで、それを公言する場面なのかもと思った。
それは、尾平の目の動きに2コマ使っているのと、
あとは河了貂の表情の2コマ。
とくにこの河了貂の表情が物悲しい。
信への片思いを匂わせる。
なんだかんだで長い付き合いだしね。。。
今後の信と羌瘣の距離感が変わるのかもしれない。
ともあれ、この戦いは終着。
そして新展開と向かう様相。
壁は生きてんのか・・・
死んだことは確定していないので生きているであろうと思うが。
そして今度は、一旦趙を諦めて韓攻略に動き出す秦。
やっぱきれいごとで描かれるけども、侵略の漫画だなとあらためて思う。
やっぱ自己中じゃなきゃ次から次に戦争しかけないと思う。
ってことで信は騰と一緒に韓の王都に偵察。
韓非子を秦に連れてくる名目で。
これもまた自己中な話だなと思う。
侵略する国から自分たちの都合によさげな人物をヘッドハンティングして、その後に侵略する考えってどんだけ自己中なん?
である。
ま、どこの国も戦国時代はヤカラばかりだと思う。
漫画だから登場人物が目がキラキラしてて人が良さそうだけど、良いこと言ってもやってることは非道。
あとから正当化するだけ。
それが人間の歴史なのかもしれない。
では次巻!!
さるたぬき
「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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