こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「『キングダム』73巻の感想!!!」です。
72巻からの続きで、秦と趙の戦い・番吾の戦いから。
冒頭、過去回想シーンになり、李牧が青歌の民を参戦させるために鼓舞するシーンがある。
これを見てふとヒトラーを思い出した。
戦争へと民を駆り立てるリーダー。
普通に読めば李牧ってすごいカリスマ性だなと思うところだが、私は恐ろしくなった。
気をつけなければこんなこと今の日本でも起きてしまうなと思った。
そしてキングダムという漫画が始まって以来、初めて王翦が第ピンチ。
目の前まで司馬尚が攻め立てる。
それを阻止しようと亜光と田里弥がまさに命懸けで王翦を守る。
そして2人は戦死するのだが、
この忠誠心、すごいと思う。
2人とも王翦を信じ切っている。
だからこその最期。
王翦の部下への人心掌握については、2人の過去回想でも窺い知れるが、王翦は王翦で部下の実力を認め、信じているのがよく分かる。
王翦は戦略だけではないことが、こういうピンチの時によく分かった気がする。
そしてそのピンチを救いに亜花錦がくる。
亜花錦って良いよね。
ほんと、ここぞって時にめちゃくちゃ活躍する。
そして結構良いこという。
やはり将として優れていると思う。
そして、その亜花錦を王翦の元に送った王賁もかなり優秀な将に成長していると思わせてくれる。
もはや秦のこの先の将来を見据えた視点で物事を冷静に考え、そして前に進もうとしている。
昔の王賁なら、飛信隊を欠けさせてはならないとかいう発想はしなかったかもしれない、
これはもう、大将軍の域に来ているなと思わせる得ない人物になったと思う。
さて、ここでシーンが山の民の方にへと変わる。
番吾城を攻めるキタリ。
壁を救うためにここまでできるのは「愛」以外のなにものでもないなと思う。
壁が生きている保証もなければ、助けられる保証もない。
それでも挑むってリスクがあり過ぎる。
それでも・・・なのだ。
愛、意外にどうやって説明できるだろうか。
そして、壁。
壁は優しい男なのだ。
だから、共に捕まっていた元兵士達に命懸けで助けられている。
そして壁は、家族を想う敵兵にも同情している。
とにかく優しい男なのだ。
その優しい男に奇跡は起きてキタリに救われる。
このキングダムという戦争だらけの漫画のひとときのほっとする部分だと思う、こういうところって。正直、こういうのがなくて戦争ばかりなら正直しんどいもんね。
こういうの、と言えば、
倉央と糸凌。
フィクション、、漫画だからと言ってしまえばそれまでだが、
こんなに純愛が、しかもハッピーエンドを迎えることが戦場でおこんねん。
ま、でもこのことが後々、ストーリーに生きてくるのだろう。
仁義、貸し借り・・・それが高みを目指すためには重要だから。
そして最後に、李牧との戦いに連敗している秦が、立て直すために国の戸籍作りを始めるという。
戦争のために戸籍作りとは、何とも複雑な思いがする動機だ。
戦争が国の発展のきっかけになるのだから。
戦争とは?というものを改めて考えさせられる内容だと思った。
認めたくはないが軍事は、発展のきっかけを作る。
ってところで73巻終わり。
秦が仕切り直して再起動するって感じですね。
では次巻!
さるたぬき
「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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