こんにちは、さるたぬきです。
今日のブログのテーマは「『キングダム』77巻の感想!!!」です。
秦と韓の戦いのクライマックス。
秦はついに韓の王都・新鄭を攻めるところまできた。
で、この77巻は韓王とその娘・寧姫が主人公といえる巻。
国が滅ぼされようとしている。
その時、王はどうあるべきなのか。
何を守るべきなのか。
「国」なのか、「国の民」なのか、それとも自分なのか。
長きに渡って歴史が続いてきた王朝、国。それを受け継いできた。
それを終わらせる。
どうやって終わらせる。
プレッシャーが大きすぎる。
一般人では分からぬ境地。
最終的に終わらせる決断を下した二人。
この決断で無血開城となった新鄭。
これに納得できぬ武人たち。
振り上げた拳はどうすればって感じだ。
洛亜完がその武人たちを引き連れて新鄭を出る。
洛亜完が責任をとって武人たちの気持ちを抱え込んだ形だ。
これからの国の行く末のために、そして武人たちの気持ちを掬い上げるために将の責任を果たした。
西南戦争時の西郷隆盛をふと思い出してしまった。
この後のことをヨコヨコに託すところも良い。
ヨコヨコの恩義も素敵だ。
さて、この無血開城の絵を描いた秦将・騰。
本当は戦争なんてこんなに綺麗なもんじゃないと思うが、彼の戦い方にはどこか血が通っていて温もりを感じる。
それが寧姫にも伝わってこの無血開城という結果につながる。
しかし、こうなるには信の功績が大きいことを理解していることにも素晴らしさを感じる。客観的に部下を見ているリーダー。
有能すぎる。
それゆえに人一倍責任感を感じている男。
だから、寧姫の身投げを身体を張って助け、そして彼女と共に韓の今後を支えていく覚悟を決めている。
これは韓のためだけでなく、結果として中華統一を果たさんとする秦国のためにもなる。秦の属国となる韓が今後どのように秦に扱われるかで、これから秦と対峙する他の国々からの心象に大きく影響するから。
騰は軍人ではない。治政までを考えている。
そして、その韓に昌平君と李斯がやってくる。
「秦が支配するのではなく、法の下で平等に」
法治国家。
現代だから当たり前だが、これをこの時代にやり抜くのは困難であったろうと思う。
ただ、韓からすれば支配される不平等はないというところに安心感は生まれただろうと思う。
だから、あんなに士気が高まったのだと思う。
これで韓との戦いは終結し、もう次の話になる。
次のターゲットは趙。リベンジ李牧だ。
李牧に大敗した王翦が久しぶりに登場。
新キャラの武将を引き連れて。
まだ一国を攻略しただけだが、李牧をターゲットにしたらあとはすぐに終わりそうな気がする。それだけ李牧をラスボスとして描いてきているから、この漫画。
ま、知らんけど(笑)
では次巻!
さるたぬき

「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。
日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。
他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)
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