『キングダム』54巻の感想

こんにちは、さるたぬきです。

今日のブログのテーマは「『キングダム』54巻の感想」です。

見える景色が変わるって話から始まる。

初心者は最初は自分の目の前のことに追われて全体が見えない。

でも経験を重ねて取り組み続けると見えてくるものがあるって感じ。

戦争にもそういうのがあるんだな。

戦争と比較するには覚悟のレベルが違うけど、サッカーやラグビーとかフィールドを駆け回るスポーツに相通じるところがあるような気がする。

全体を把握して、今自分ができることを考え、そして行動する。

これを皆できたらさらに強くなるだろうね。

軍全員がプチ軍師みたいな。

松左曰く、それは信の影響だと。

組織はリーダーの在り方が重要だということを教えてくれるかのようだ。

リーダーの見ている景色がさらに上の高みにあるとして、

下の者もその景色を見てみたいと鼓舞する。

『キングダム』はリーダー論の真髄を学べる…気がする。笑

情熱は火なんだろう。

火種を起こし、そこから周りに燃え移っていき、大きな炎になっていく。

その炎の大きくなっていく様が敵にも確実に伝わっている。

この漫画らしい。

そして、それを総大将の王翦も察知して見逃さない。

王翦軍もようやく前進。

これで秦軍は持ち直した。

ただ、大きな悩みは尽きない。

兵糧だ。

最後の配給。

信はその配給を各将校に配らせた。

そして、各将校には信が。

これって感動的にも映るんだけど、なんか最後の晩餐みたいな感じも連想させられてしまう気がするのは私だけか。

って思っていたら、漫画のキャラも同じこと思ってた、尾平(笑)

これでさらに奮起させようと信はしていた。

そして13日目。

李牧は、まずは王賁の首を狙う。

それを堯雲にやらせる、てか堯雲もそれをやろうとしていた。

それにまんまとはまる玉鳳隊。

王賁、大ピンチ!

だが王賁はこのピンチの状況下、思わぬ行動に出る。

これが王賁のリーダーとしての覚醒の瞬間かもしれないと思った。

それは2つ。

関常を助けたこと。

そして逆に堯雲を討とうとしたこと。

逃げない、のだ。

ピンチだし大将の首が獲られてはおしまいだから逃げねばならない状況。

なのに逃げない。

むしろ攻める。

この土壇場の判断。

「ヒヨってる奴いる?いねぇよななぁ!」状態。

いやすごいね。

漫画らしいといえば漫画らしいが。

でも、判断は正しいと思う。

周りは敵に囲まれてしまっている状態。

逃げようとすれば背を突かれる。

だったら、敵将を倒しにいったほうがいい。

この判断は間違っていないと思う。

で、王賁は堯雲の右腕を槍で貫く。

が、カウンターパンチを喰らって気絶する。

そして、ここだ。

注目したいのはここだ。

王賁が関常を助けた意味がここにある。

王賁が倒れて玉鳳隊の士気が下がりそうになる。

が、関常が檄を飛ばして隊を鼓舞する。

これだ、と思う。

失ってはいけないものはこれだと王賁は思っていたのだろう、と私は思う。

そして弁慶みたいな男が王賁、玉鳳隊を守るのでちゃんと紹介したい。

宮康だ。

義経を守ろうと仁王立ちする弁慶のようだ。

まさに命がけで守り切った。

まさに語り継がれる活躍だと思う。

関常の行動もいいな。

死んだ宮康の身体に駆け寄るところ。

なんか、男を感じる。

王賁が自ら取った行動とは言え、関常を助けた結果招いた状況だったから、申し訳なさもあったのかもしれない。

そしてこの夜、秦軍の右翼の本陣が飛信隊の陣に移る。

つまり、右軍の大将に信はなる。

右軍の団結力が生まれた。

土壇場で組織は強くなる。

そして激戦の14日。

朱海平原の戦い、実はここからが本番なんじゃないかと思う。

ま、キングダムの主人公が一時的とは言え軍の大将になるのだから、そうならざる得ないかなと思うけど。

まだまだ一波乱も二波乱もありそうな予感がする。

羌瘣、いきなり河了貂の胸を揉むのも意外性ありすぎだ。笑

「象姉が・・・」ってこのあとが気になりすぎる。

最後、松左の行動がどうなるのか?!

男の判断はどっちに転ぶのか・・・って感じだね。

では次巻!!

さるたぬき

「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。

日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。

他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)

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『ONE PIECE』、ただ熱く語りたいだけ 〜 零巻について 〜

YouTubeに新しい動画をアップしました!

こちらです!!

私、さるたぬきが大好きな漫画『ONE PIECE』について、考察もせず、ただ熱く語るだけの動画。笑

ま、原作も今は最終章に突入してますしね、ストーリーのおさらいも兼ねて単行本を読み返してみようかなと思いましてね。

でも、考察はしません。

単純にストーリーを楽しみたいので。

で、これをYouTubeでシリーズ化して動画を上げていこうかなと考えています!

記念すべき第1回は・・・1巻ではなく零(ゼロ)巻。

こちらを手始めに語らせて頂いております。

気になる方はアクセスしてくださいね!!

さるたぬき

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『キングダム』53巻の感想

こんにちは、さるたぬきです。

今日のブログのテーマは「『キングダム』53巻の感想」です。

さて、楊端和がピンチ。

バジオウがひとり奮闘して守っている状態。

このままでは・・・

ってとこで援けがやってきた。

これぞ漫画の醍醐味(笑)

そしたらそこに今度は犬戎族を王のロゾが率いてやってきた。

またまたピンチ。

と思ったら今度はフィゴ族が援けにやってきた。

フィゴ王を突き動かしているのは楊端和に対する性欲のみって感じだ(笑)

そしたら今度は、ブネンの軍がやってきた。

そのブネンが自ら楊端和を襲いにかかってはたまたピンチ。

そしたら兄を失い怒りまくりのキタリが軍と壁を連れてやってきた。

さすが、これぞ漫画の醍醐味。

みんなが大集合。

クライマックスって感じ。

決着が着きそうな予感。

というか自らを囮にして敵味方全員をここに集めたのはすごい。

なかなかリスクがある。

犬戎の城・橑陽城はがら空き。

そこを別働隊に狙わせる。

なかなかできない。

こんな覚悟があって指揮しているから山の民や他の民族から慕われるのだろう。

決して美貌だけではなさそうだ。

ま、フィゴ王ダントは性欲のみっぽいが(笑)

さてクライマックスもクライマックス。

たたみかけるようにキタリがカタリの仇のブネンを討つ。

すげー刻んで倒した。

ブチ切れ具合が良く伝わる。

そして、残すは犬戎王のロゾのみ。

フィゴ王ダントが対峙。

なかなか決着が着かないと思いきや、ダントはわざと囮になっていた。

壁のために。

最後、壁が倒すとは思わなかった。

この意外性たっぷりの結末は予想できなかった。

兵糧を燃やされた失敗の挽回にはなったのかもしれない。

これで橑陽の戦いは秦軍・山の民軍の勝利となった。

そしてところ変わって朱海平原。

こちらも激戦が長期に亘って戦いが繰り広げられている。

秦側は右軍大将の亜光が重傷を負って心身ともに疲労が絶えない。

亜光の代わりに王賁を右軍の大将にという動きもあるにはあるが・・・

って感じ。

前向きにそれは動かない。

なぜなら王翦が動かないから。

王翦が何も指示を出さないから。

何を考えているか分からない総大将だ。。。

そしてそんな時に、こんな話ここで差し込んでくるのはなぜ?みたいな話が差し込まれる。

王賁は実は王翦の子どもじゃない説~!!の話。

急に入れてきたなって感じがする。

伏線の匂いしかしない。。。

この話の結末がどこかで描かれるんだろうなと思う。

戦いから11日目を迎えようとする前夜。

珍しく王賁がひとりで信の元に来る。

そして互いの隊を覚醒させようと提案してくる。

王賁が言ってくるのがミソだと思う。

そして11日目の戦いの前。

2人は互いの隊に訴えかける。

「まだ道半ば」だと。

ここが終わりじゃないと。

だから「この土壇場を共に乗り越えていこうぜ」と。

こんな感じのことを隊に訴えかける。

隊員の心に火を点けた。

もうやれることは気合いと根性。

今、この時を出し切る感じで2つの隊は趙軍の方に突っこんでいく。

リーダーは、心で心に想いを伝えることができなければいけないことを思い知らされる。

最後に身体を突き動かすのは人の想いなんだと思わせる。

あと思うのが、人生において今が終着点だと死ぬまで思わないことが大切なのかもしれない。

常に飽くなき向上心で、まだ行ける、次のステージがあるという情熱が必要なのだと思う。

なんか、あらためて自分ももっと頑張ろうと思った。

ありがとうキングダム。

では次巻!!

さるたぬき

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YouTubeに芦屋市サマーカーニバルの花火アップしたよ!

先月7月に兵庫県芦屋市で開催されたサマーカーニバル花火大会の花火です。

めちゃめちゃ綺麗で迫力満点でした!!

今回は、その花火を一部お届けします。

花火の音もお届けしたかったのですが、BGMが流れていて著作権が心配なので、音源はオフにしてあります。代わりにフリー音源の壮大な音楽を乗せました。

それでは、ご覧ください。どうぞ!

一見の価値は大いにあると思いますので、是非芦屋に行って、生でご覧ください。興奮します!!

さるたぬき

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YouTube始めました!

さるたぬき、ついにYouTube始めました!!

記念すべき第1回の動画はコチラです!!

YouTubeを始めるためにMACのパソコン買いました。

動画とか画像の編集はMACが便利かなと思いまして。

そして、声を録音するためにマイクも買いました。

安かったけど、性能が良く、音がバッチリ録れる感じがしています。

この初回の動画2分くらいの動画ですが、動画作成に不慣れなもので、5時間も費やしてしまいました。。。

もっとサクサクとやれるようになりたいです。

目標は15分くらいの動画なんだけどなぁ。。。

とにかく頑張ります!

もちろん、このブログも続けていきます。

YouTubeを更新したらこのブログでも紹介していければと考えています。

とりあえず気長に、気ままに。。。

よかったらチャンネル登録よろしくお願いします!!

さるたぬき

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『キングダム』52巻の感想

こんにちは、さるたぬきです。

今日のブログのテーマは「『キングダム』52巻の感想」です。

51巻の続きで亜光の大ピンチからスタート。

尭雲と馬南滋から挟み撃ち。

もう死ぬんじゃねと思ったら・・・

意外性ナンバー1の亜花錦が危機一髪で助けに来るという。

さらに王賁が間に合った。

この王賁の前に亜花錦がやってくるのが良い。

そのあとすぐさま信と岳嬰の一騎討ち。

これがまた一瞬で決着が着くという。

信の矛の一振り、王騎から授かった矛の一振りで決着が着く。

信の進化を、成長を示すかのような一瞬だった。

岳嬰だって強いはず。

それが一瞬。

強い相手を一瞬で倒すシーン。

漫画ではありがちなパターンだがこれはとても大切な場面だと思う。

これから先強い相手と戦う時の主人公の強さの基準値を読者の頭に刷り込ませるのに大切だ。

今度は場面変わってまた山の民軍と壁軍の遼陽の戦いに。

こっちは展開が早い。スピード感がある。

気付いたらメラ族の族長カタリがやられてしまった。

てか、敵がすごいのだ。味方がどんだけ犠牲になっても構わないやりかただ。

カタリがやられたのもそんなやり方にはめられたから。

こんな軍には入りたくない。

なって思っているのも束の間、今後はフィゴ族のダント(すぐ下ネタ言うw)が敵将トアクを倒す。

こっちの戦いも佳境に入っている。

畳みかけている感が出ている。

3兄弟の長兄ゴバを倒そうと楊端和自ら軍を動かす。

するとそれを想定していたかのように舜水樹が軍を動かしてくる。

逆にピンチを迎える楊端和。

でも、直ぐにゴバの首を獲りに行く楊端和。

ホントに実力者だと分かる一瞬の出来事だった。

しかしピンチに変わりはなく、退散する楊端和。

追われに追われて一人になって追い詰められて・・・

危機一髪、バジオウが助けにくる。

バジオウがかっけぇ。

助け方が、もう人じゃない。

バジオウの覚悟が違う。

そしてこの52巻が終わろうとする時、場面が切り替わる。

橑陽の城に。

また急展開しそうだ。

ピンチを迎えているように相手を騙しているのかもしれない楊端和。

つまり自ら囮になったのでは???

次巻が楽しみだ。

では次巻!!

さるたぬき

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日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。

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『キングダム』51巻の感想

こんにちは、さるたぬきです。

今日のブログのテーマは「『キングダム』51巻の感想」です。

信と尭雲の一騎打ちの続きから始まる51巻。

王騎から授かった矛を振るう信。

この矛にプライドがある信。

尭雲に会心の一撃をぶっかます。

ここでまたひとつ信がひとつ成長しそうな予感がする。

が、シーンが別の場所に移る。

この戦いの重要な場所に。

信と尭雲が言っている大炎の起こりそうな渕さんの居る場所。

そして飛信隊の方、つまり渕さん側がピンチ。

そこに駆けつける羌瘣。

この羌瘣がまことに冷静。

なかなかこんなに冷静ではいられないと思う。

冷静に状況を見極めて戦術を練るんだからスゴイ。

飛信隊には軍師が二人いると言っても過言じゃないと思う。

己の強さを見込んでの戦術。

覚悟がいる戦術。

恐れ入る。

恐らくなんとか食い止めるのだろう。

またシーンは信サイドにターンする。

信と尭雲の戦いは続いていた。

そこに駆けつける沛浪。

この沛浪がまた良い。

なんやねん。

限界が来てるが強がってまだ戦えるという信を止める。

リーダーを止める役目。

適切な判断でとても重要だと思う。

しかも自分たちが限界だから言って、信が限界だとは指摘しないところがまた良い。

こういう部下は重要だ。

そしてこの一騎打ちは中断して、尭雲は大炎の場所を確認しに行く。

自分の思った通りになってないのはなぜか確認しに。

羌瘣率いる飛信隊が踏ん張ったのだ。

一方的に飛信隊がやられると思われていたが互角で持ちこたえたのだ。

でもそれには多くの犠牲を出したのも事実。

その犠牲がちゃんと描かれている。

戦争は生死を分けた戦いであることを伝えている。

で、その後だ。

羌瘣のテントに信が這いつくばって入っていったが、

これは大丈夫なのか?笑

他の隊員に見られていたら怪しまれるぞ。

羌瘣ファン急増中の飛信隊だから。

この2人の距離感がおもろい。

こんな状況で男と女が二人きり。

何も起こさないのが漫画らしくてなんとも。

ま、2人とも体力の限界でそんな雰囲気にもなれそうにないようだ。笑

さて、朱海平原の戦い3日目終了。

あと何日で決着が着くのか。

これがこの戦いの最大のポイント。

そう兵糧だ。

兵糧がいつ尽きるのか。

秦軍は、兵糧を焼かれている。

その分だけ、戦える日数の制限に拍車がかかる。

一方、趙も大変な状況を迎えている。

王翦が朱海平原の戦いの前に仕掛けた鄴への難民攻撃。

これがじわりと効いている。

鄴は近隣の城の難民で溢れかえっている。

それだけ食料が必要な状況。

こちらも食料が頻拍している。

どっちだ先に食いつぶしてしまうか。

ここに焦点があたってしまう。

兵糧が焼かれて一番焦っている山の民軍と壁軍。

兵糧が残り3日分しかないということで大勝負に出る。

壁は挽回しよう張り切る。

漫画ってこんな時に張り切る奴が一番危ない。笑

死亡フラグ立ったんじゃないかと思ってしまう。

大丈夫かなぁ。笑

さてシーン変わって信たちの9日目。

こちらも焦っている。

岳嬰の首を飛信隊と玉鳳隊で協力して獲っちまおうという作戦に出る。

そして亜光軍が他の3軍を引き受ける。

亜光軍は鉄壁の守りをしながら耐え忍ぶ。

そう言えば、先の方で壁軍が基本戦術を披露していたが、あれはもしかしたら伏線だったのかもしれないと思った。

その伏線はこの亜光軍の鉄壁の守りを強調するためなのではと思った。

壁軍と亜光軍、対比されて紹介されている気がした。

守りが強いと紹介された亜光軍。

それをさらに李牧がマウントを取ってくる。笑

結局李牧の為か。笑

そして、この人を紹介して終わりたい。

虞寧。

この巻でポッと出てきたとなと思いきや、

最初ら人格者で・・・

人が良すぎるなと思いきや・・・

これは死亡フラグが急ピッチで立っていると思えば・・・

亜光を守るために尭雲にやられてしまった。

そしてその亜光が馬南慈と亜光に挟まれて大ピンチ・・・ってとこで51巻終わり。

亜光どうなる??

では次巻!!

さるたぬき

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『キングダム』50巻の感想

こんにちは、さるたぬきです。

今日のブログのテーマは「『キングダム』50巻の感想」です。

王賁率いる玉鳳隊のピンチ。

しかし、

そのピンチ時にヒーローって奴は開眼する。

王賁が大将軍にしか見えない景色ってやつが見えてきたもよう。

敵軍に挟まれて、精神状態を保つってどんだけのことなんだっての。

あんな状態で隊を2つに分ける勇気。

そしてそこから逃げるのではなく攻めに出る覚悟。

恐れ入る。なかなか真似できない。

とりあえず大将軍ってのは自分勝手な生き物だということは分かった。笑

しかし間違えちゃいけないのは、保守的な考えの自分勝手ではないことだ。

全てを背負う覚悟の自分勝手だ。

覚悟のある自分勝手が大将軍の素質なのかもしれない。

さて、馬南慈軍の弱点左端を背後から狙った王賁。

そこを援護にきた亜光軍の千人将の亜花錦。

こういうワケありキャラ好きなのよね。

能力はあるのに性格悪くて出世できない。

ワンピースのルフィのじいちゃんガープみたい。

でも、戦というものが分かっている。

王賁を援護に来て、今度はピンチになると察知したら身をもって王賁を守ろうと動く。

こういう奴が好き。

戦い二日目、秦軍優勢で終える。

が、その夜事件が起こる。

壁が守っていた兵糧がやられる。

これは大問題だ。

秦軍は超国に出張っている。

つまり食料には限りがある。

それを焼かれる失態。

戦はエネルギー確保が重要だ。

太平洋戦争で日本軍が負けたのも食料ではないがエネルギーのリソースを米軍に抑えられたところが大きい。

ここを考えて戦うのは必須なのだ。

ここから苦境を強いられそうな秦軍。

3日目、亜光軍、玉鳳隊が構える左軍側がピンチを迎える。

敵は中央軍から尭雲率いる1万の軍が加わる。

その増強したパワーで攻めかかる。

玉鳳隊もピンチ。

副官のじいちゃん絶体絶命・・・

でも、そこを信が助ける。

さすが漫画。笑

これが最初から持ち場を持たず独立遊軍である飛信隊の見せ場の作り方でもあるのだが。

羌瘣の隊3千人を含めて8千人まで膨れ上がった飛信隊。

敵味方を圧倒する存在感が出てきた。

これで堂々と尭雲の軍を迎え撃つことができる。

そして立派に迎え撃っている。

隊としての統率力もばっちりだ。

新人たちも最初から奮闘している。

隊の成長が分かる。

「史に名を刻みなよ、信」

この河了貂の言葉に重みがある。

そう、これは間違いなく天下分け目の大戦(いくさ)の一番地一丁目なのだ。

奮い立つ檄の飛ばし方だと思った。

飛信隊と尭雲軍ぶつかる、ぶつかる。

河了貂も必死に戦術を展開する。

が、今一つ。

後手後手になっている。

どんなに良い策を考えても裏目に出る。

しかし、ここで羌瘣。

羌瘣の存在は本当に大きい。

戦いの全体を俯瞰して見える存在。

信だけがうまく戦えているのに気づく。

そこで、信を河了貂のいる本陣に連れていく。

この戦いには戦術よりも直感が大切なことを河了貂に気付かせる。

この漫画でいうところの本能型的戦法。

そこから信に任せると戦いが嚙み合うようになる。

で、こっからだ。

つまり、相手の尭雲も本能型。

本能型VS.本能型。

同じことを考え、同じように軍を動かし・・・

大将どうしで同じ動きをして・・・

2人が早速対峙する。

展開が早い。

対峙して戦いに入る前の2人のやりとりが感慨深い。

死んだ人間が生きてれば、なんて寝言。

「過去」がもしこうだったら今頃きっと・・・

そう、寝言だ。とても共感する。

寝言いうヒマあるなら、今起きてやれることやっとけって話である。

さて、この信と尭雲のサシの決着はいかに!?

楽しみ過ぎる。

では次巻!!

さるたぬき

「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。

日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。

他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
ですからここでは恥ずかしいので書きません(笑)

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『キングダム』49巻

こんにちは、さるたぬきです。

今日のブログのテーマは「『キングダム』49巻の感想」です。

王賁と馬南慈の戦いの続きから始まる49巻。

馬南慈って何歳なん?

見た目かなり年配に見えるが・・・

強えぇ~。

衰えを知らない感じがする。

しかも強いだけじゃない。

状況をしっかり把握できてる。

亜光の攻撃もかわしてるし、戦況もしっかり掴んでいる。

すごい。かなり脅威だ。

手強い相手になることを予見する。

手強い相手と言えば・・・舜水樹。

感情を出さないから不気味な存在だ。

李牧からは絶大な信を得ている。

その舜水樹が楊端和率いる山の民の軍に襲い掛かる。

実力はまだ底が知れないが、自分のチカラだけでなく、犬戎族を味方に巻き込んできた。

犬戎族の言葉が使える舜水樹は一体何者なのか。

ま、それが分かってて李牧は大将として舜水樹に任せたとは思うが。

犬戎族がまた野蛮な感じが出てて強そうな感じで登場してきた。

・・・が、それをすぐさま楊端和が自らの武力をもって覆そうとする。

まさに、惚れてしまう。

フィゴ王の願望の気持ちが良く分かる。笑

下ネタ過ぎるので、これ以上これには触れない。笑

さてここから飛信隊の出番。

王翦から紀彗の首を獲ってこいと命令される信。

信がいきなり手柄を立てるのかと思いきや、

その逆のような展開が起こる。

あの李牧がこっそり麻鉱に近づいて麻鉱の首を獲る。

予想外の展開。

で、こっからが漫画だなと思う。

命と命のやり取りをしているのに、どこか時代劇っぽい。

信と李牧。

そんなに喋っている余裕、お互いないだろ。

李牧、頭良いのか、悪いのか。笑

わざわざ馬のスピード落として信に近づかなくても・・・

ま、これで二人の因縁の再確認はできたということで。

今後このキングダムという漫画のストーリーの道筋の先にはこの2人の対決があると思わせる伏線とも思えた。

さて、麻鉱を失って大ピンチの秦軍。

でもこのピンチを救うのが蒙恬。

蒙恬がかっけぇ。

秦軍を復活させた。

李牧の思惑を覆した。

麻鉱軍をかなり残した。

この功績は大きい。

河了貂も感心していたけど、麻鉱軍にすーっと入り込んで、すーっと指揮官をやれるというのはすごい。

麻鉱兵との軋轢もなくすーっと。

これはなかなかできない。

立場が圧倒的に上の人間ならまだしも、だ。

素晴らしい才だ。

信、王賁、そして蒙恬。

若き才能が一気に開花することは思わせる49巻だ。

王翦も蒙恬の才に気付いてか、一時的に蒙恬を将軍にして左軍を率いさせる。

信の驚きがオモロイ。

そんなこんなで朱海平原の戦いの初日が終わる。

そして2日目にってとこでこの巻の終わり。

2日目の展開が楽しみだ。

今度は王賁だ‼

では次巻!!

さるたぬき

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『キングダム』48巻の感想

こんにちは、さるたぬきです。

今日のブログのテーマは「『キングダム』48巻の感想」です。

この巻のテーマは「臨機応変」かなと思う。

昌平君が授けた策を捨てて、王翦は自分の策で趙軍との戦いに挑もうとしている。

しかもそれは、現場で感じ取った状況を踏まえて練り直した策で。

勝負の賭けに出るとはこのことだ。

覚悟がいる。

覚悟が。

本丸の鄴は攻めずに、とにかく近くの小さな城を攻める作戦。

城内の民は傷つけず兵糧だけを奪う、という策。

何が何やら・・・である。

出張っているのだから、普通は急いで鄴に攻め入らなければならないと思う。

兵糧が尽きたら兵が動けなくなってしまうから。

なのにわざわざ寄り道をしまくる作戦。

確かに「なぜ?」だと思った。

羌瘣が策に気づいた。

「イナゴ」と。

最初は「?」と思った。

なので「イナゴ」をググってみた。

そうだ、イナゴは遊牧民みたいに生息地の食べ物を食べつくしたら大群でまた別の場所に移動するのだ。

これが被害を及ぼして問題になるのだ。

鄴に近隣の城の民を集めさせる作戦なのだ。

兵糧は奪っているから腹ペコな状態の民が鄴に集まるのだ。

兵糧攻めをしていたのだ。

この策はすごい。

兵糧攻めにあうかもしれないから兵糧攻めをしかける。

もはや我慢比べだ。

これは確かに昌平君でも思いつかない。

現場を実際に見て練らなければ思いつかない発想だ。

さて趙国。

王が極端に暗君過ぎる。

漫画か?!と思った。

あ、漫画だった。笑

自分が生きている間だけ守りきれれば死んだ後の事なんて知ったこっちゃない、と言っている。

そんな王、王をするなや。

李牧の心中を心より察する。

ここから秦軍と趙軍のチカラとチカラの戦いが始まる。

まずは楊端和の軍から魅せる。

守りを頼まれておきなが攻める。笑

攻撃が最大の防御なのか。

というか楊端和が魅力的すぎるのだ。

山の民の全員が楊端和に惑わされている。笑

「いつか俺の女に・・・」みたいな下心全開だ。

男のこの最大の欲求がこの山の民の最大のチカラの源になっている。

とにかく強い。

さてところ変わって王翦サイド。

李牧軍とついに対峙。

戦いの始まりは蒙恬率いる楽華隊から。

蒙恬がかっこいい。

策も練れて、戦術にも長けてて、剣術もしっかりこなす。

たった5千の兵数ながら見事に相手を翻弄している。

そしてきっかり、ホントの左軍の本軍とも言える麻鉱軍にバトンを渡している。

いつも爽やかな顔をしているが陰で相当努力をしているのだと思う。

芸能人の2世タレントではないが、まわりから七光りと言われないように実力を備えるために日々努力を重ねているのだろう。

そして同じような境遇の王賁。

次は右軍サイド。

父である王翦が王賁をどのように思っているのかなかなか汲み取れないが、右軍の第一歩では王賁率いる玉鳳隊には待機させる。

これにイラっとする王賁。

良くも悪くもである。

我が子をいきなり危ない目に遭わせたくないと思う親心なのか、

それとも我が子なのに使えそうにないとレッテルを貼っているのか・・・

真意は王翦にしか分からない。

ま、とにかく亜光がつえー。

てかぶっ飛んでる。

でも、それを王賁は命令を無視して援護に向かう。

この戦術眼というか、状況を読んでからの臨機応変に動く姿。

これが人間には必要だよな、生きていく上で。

この「今、この瞬間」で人生が変わることはある。

王賁が馬南慈と対峙したところでこの巻は終わり。

このあとどうなるのか??

では次巻!!

さるたぬき

「すべては今日、このために」は私のオリジナルメッセージです。
私の心の中で「人生理念」として掲げております。

日々の努力や成長がきっと報われる「今日」がくる。そんな思いで毎日を過ごしていきたいと考えています。

他にも意味は込められているのですが・・・それは愛する人へのメッセージです(笑)
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